慶應義塾体育会馬術部の歴史

2020年慶應義塾体育会馬術部はおかげさまで創立100周年を迎えました。
歴史ある馬術部のこれまでをご紹介します。

創立100周年記念動画(現役部員制作)

戦前の馬術部 (創部~昭和10年)

主な出来事

大正9(1920)年慶應義塾乗馬会創立
大正11(1922) 年慶應義塾体育会馬術部に改称

主な戦績

大正12(1923)年『第1回関東乗馬大会』 優勝
昭和6(1931)年『第1回関東学生トーナメント』 優勝
昭和8(1933)年『第5回全日本学生馬術選手権』 優勝

活躍された選手

木下 光二氏1929年関東選手権
今井 一夫氏1929-30年関東選手権
古宮 健吾氏1930年関東選手権
龍江 義明氏1931-33年関東選手権
第5回全日本学生馬術選手権優勝
永井 純氏1932年関東選手権
田中 利夫氏1933年関東選手権
熊沢 光治氏1933年関東選手権
矢野 誠造氏1935年関東選手権
喜田 哲四郎氏1935年関東選手権
逢坂 弘邦氏1935年関東選手権

当時の状況

軍馬による長時間の鐙上げ訓練が行われていた。
強力な騎座や脚を身につけた選手たちは数々の試合で活躍した。
また1923年の関東学生乗馬協会の設立にも深く関わった。

戦時中の馬術部(昭和11年~昭和20年)

主な出来事

昭和12(1937)年騎兵学校より初の自馬を購入
昭和14(1939)年自馬命名式 「慶」の名を冠した馬の誕生
昭和16(1941)年日吉に馬場と厩舎完成・慶應大運動会にて供覧馬術
昭和20(1945)年11月に戦後初の慶早戦開催

主な戦績

昭和16(1941)年『東京馬術大会』 大障害飛越競技 優勝
昭和19(1944)年『遊佐賞準備競技会』 大障害飛越競技 第2位

活躍された選手

大場 小十郎氏1936年関東選手権
植野 直弘氏1937年関東選手権
池田 和夫氏1938年関東選手権
松井 幸雄氏1939年関東選手権
横田 正五氏1939年関東選手権
平沢 弘雄氏1940、41年関東選手権
高橋 義尚氏1941、42年関東選手権
不破 善一氏1942、43年関東選手権
加藤 弘氏1943年関東選手権
藪添 恭平氏1943年関東選手権

当時の状況

戦争の色濃いこの時代には、乗馬部隊への配属に備えて多数の新入部員が入部した。
戦中、戦後の馬糧難の犠牲になった馬匹もいたが、苦しみに耐え馬と部を守り抜いた。
先輩方と当時の厩務員佐久間氏には尊敬の念を禁じえない。

戦後の馬術部①(昭和21年~昭和40年)

主な出来事

昭和26(1951)年明仁皇太子殿下(現天皇陛下)日吉馬場にて競技・女子部員の入部
昭和32(1957)年栗原敏彰選手・慶隆号 『東京馬術大会』にて六段飛越日本記録を樹立

主な戦績

昭和23(1948)年『第18回関東学生トーナメント』 優勝・『第1回オール早慶戦』 優勝
昭和24(1949)年『第4回国民体育大会』 7種目中4種目に優勝
昭和26(1951)年『第26回全日本学生馬術選手権大会』 1位から3位まで独占
昭和27(1952)年『第24回全日本選手権大会』 中障害飛越競技 1位から3位まで独占
昭和28(1953)年『第25回全日本学生選手権大会』 1位・2位
昭和29(1954)年『第9回国民体育大会』 大障害飛越競技 優勝
『第7回全日本馬術大会』 大障害飛越競技 優勝
『第26回全日本学生選手権大会』 優勝
昭和32(1957)年『第8回全日本学生王座決定戦』 優勝
昭和38(1963)年『第35回全日本学生選手権大会』 優勝
昭和40(1965)年『第8回全日本学生王座決定戦』 優勝

活躍された選手

望月 初機氏1946年関東選手権
藤村 嘉彦氏1946年関東選手権
野村 実氏1946年関東選手権
相馬 康男氏1949年関東選手権
川上 喜一氏1949年関東選手権
西村 修一氏1951年全日本学生優勝
佐藤 健三氏1953年全日本学生優勝
富沢 康男氏1954年国体・全日本学生・全日学生選手権優勝
栗原 敏彰氏1957年六段飛越日本記録
横山 武二氏1963年全日学生選手権優勝

監督

松井 幸雄氏昭和21~29年
浜野 敬之氏昭和30~49年

当時の状況

松井幸雄監督の多大な金銭援助もあり、戦後の馬糧難を乗り越えた慶應馬術部は再び自馬で数々の競技に出場するようになった。また女子部員が入部し、試合でも大いに活躍した。

戦後の馬術部②(昭和41年~平成3年)

出来事

昭和47(1972)年竹田恒和氏(昭和45卒)が第20回ミュンヘンオリンピック大障碍に出場
昭和51(1976)年竹田恒和氏が第21回モントリオールオリンピック大障碍に出場
昭和53(1978)年競技用上衣が真紅のブレザーに一新される
昭和55(1980)年竹田氏の自馬3頭が入厩
(うち1頭はモントリオール五輪出場フィンク号)
昭和59(1984)年塾当局、三田乗馬会、三四会など各関係者からの寄付金により
日吉厩舎の新築工事が行われる

主な戦績

昭和42(1967)年『第6回東京六大学自馬競技大会』 団体優勝
『第3回全日本学生女子選手権大会』 優勝
昭和43(1968)年『第7回東京六大学自馬競技大会』 団体優勝
『第3回関東学生選手権大会』 団体優勝
『第4回全日本学生女子選手権大会』 優勝
昭和44(1969)年『第8回東京六大学自馬競技大会』 全種目優勝
『第12回全日本学生競技大会』 学生賞典馬場団体優勝
昭和45(1970)年『第9回東京六大学自馬競技大会』 団体優勝
『第40回関東学生トーナメント』 優勝
昭和46(1971)年『第10回東京六大学自馬競技大会』 団体優勝
昭和47(1972)年『第11回東京六大学自馬競技大会』 団体優勝
昭和48(1973)年『第16回全日本学生馬術選手権大会』馬場馬術競技団体優勝
昭和49(1974)年『第13回東京六大学自馬競技大会』 団体優勝
昭和55(1980)年『第32回全日本馬術大会』 団体優勝
昭和56(1981)年『全日本学生馬術大会』 障碍飛越競技団体優勝
昭和60(1985)年『関東学生女子選手権』 優勝
『全日本学生女子選手権』 優勝
昭和63(1988)年『全日本学生障碍飛越競技大会』 団体優勝
平成2(1990)年『第62回全日本学生馬術選手権大会』 優勝
平成3(1991)年『第63回全日本学生馬術選手権大会』 優勝

活躍された選手

湯原 真砂子氏1968年 第4回全日本学生女子選手権大会優勝
竹田 恒和氏1972年ミュンヘン五輪・1976年モントリオール五輪出場
斎藤 庫之丞氏1974年 第46回関東学生選手権大会優勝
前田 淳氏1979年 小泉体育努力賞受賞
中村 護氏
鍋谷 操一氏
細田 荘一氏
髙見 幸生氏
1981年 全日本学生馬術大会障碍団体優勝
長岡 由木彦氏1982年 英国戦代表選手
面 雅子氏1985年 関東・全日本学生女子選手権優勝
橋本 知幸氏1982~85年 多数の障碍飛越競技に活躍
塚本 浩一氏1984~87年 多数の障碍飛越競技に活躍
竹村 文利氏
森北 博巳氏
小泉 徹也氏
1988年 全日本学生障碍飛越競技団体優勝
白藤 淳氏1990年 第62回全日本学生馬術選手権優勝

監督

横田 剛氏昭和50~52年
浜野 敬之氏昭和53~54年
栗原 敏彰氏昭和55~57年
竹田 恒和氏昭和58~63年
柴田 誠氏平成1~4年

当時の状況

自馬調教と人の鍛錬の両方に力を入れた我が部は、人馬共に成長し、数々の優秀な成績を修めることができた。
思うように結果が出ない時期もあったが、現役部員とOBOG陣の協力により、見事復活した。
體育會本部や全日本学生、関東学生の運営にも多くの部員が携わり、中心的な役割を果たした。